店長ご挨拶
cipensoioへご訪問ありがとうございます
ci penso io(シペンソイオ)は平成19年子犬ネット通販パピーワールド仙台宮城野店としてスタートしました。ネットで子犬を迎えるメリットがたくさんあり、犬好きの私にとって魅力的な仕事でした。
全国各地のブリーダーさん、お客様との出会いは数知れません。
ご存じのように動物愛護法改正により子犬、子猫の販売は事前確認、対面説明が義務付けられました。
その後も年々と法律が改悪され、ネット業者廃止への圧力という気がしないでもありません。
現に仙台市動物管理センターの担当者は「ネット業者廃業に追いやるための法改正なんでしょうか?
の私の質問に「そうですね」と返されました。
環境省に確認したところ、そのような事実はないとの回答を得ましたが、同じ問い合わせに対し仙台市動物管理センターは回答をしませんでした。
ショップの子犬はどこからくるの?
繁殖者の中には劣悪な環境で、金儲けのためだけに命をモノとしていることも少なくありません。
狭いゲージに閉じ込められ交配の時だけゲージから出されます。
ゴハンも普通の家で生活している犬たちに比べたら非常に少ない量を、おそらく毎日ももらえていないかもしれません。
ウンチをしても片付けてももらえず、山のように積み上がった中で生きています。
ショップでウンチの上に平気で寝ている子を見ると悲しくなりますが、それ以上に悲惨な状況です。
お手入れもされず、歯や顎の骨までは溶けてしまって自力で食べることさえ無理な子もいます。
爪も切ってもらえず立つことさえ困難な子もいます。
ゲージの中の子は抱っこされることはないのです。
愛情を知らずに遊ぶことも知らず、役目を果たします。産めなくなればゴミのように遺棄されます。
道具としか扱われていません。
そんな両親から生まれた子が、オークションなどを経由し、ショップのガラスケースの中にいるのです。
求人情報の応募で採用されたショップ店員でも、犬の知識がなくても対面販売をすればOKなんです。
腑に落ちないことが多々です。

そもそも命あるものを、法律の上ではモノ扱いしていること自体がおかしいと思っています。
ショップで買う人がいる限り、この現実はなくならないでしょう。
そちらのほうが改正されるべきと思っていますが、なかなか声が届きません。
法律を作る側は机上論で、本当に小さな命のことを考えているのか!?
馬鹿なの?あなたたちはと憤りをおぼえます。
ここまでひどくはないとしてもブリーダーとも呼べないような方々とのトラブルも経験しました。
今現在は、信頼できてお客さまからの評判も良いブリーダーさん数人だけのお付き合いになりました。
悪徳ブリーダーとわかっていてお付き合いはできません。
お客様から届くワンちゃんの成長の様子のメール、感謝の言葉が何よりの励みになっています。
子犬選びのつもりが、子犬が飼い主を探し求めて出会う
私はそう信じています。 そのご縁、赤い糸をしっかりとつないでいきたいと思っております。
どうぞ安心してアフターケアもお任せください。
自信をもってお勧めできる子と自負しておりますが、生き物に絶対はありません。
お迎えいただいた以上は、健康な時も病気になったとしても、生涯変わらぬ愛情で家族として暮らしてほしいです。
店長・岩本 和美
日本畜犬学会 ペット販売士 第102667号